ママ友の縁で、今やリーチフォークを操るママ
八千代事業部 勤続8年佐藤 紀美恵(さとう きみえ)
「前職はうどん屋さんでした。」
と、優しそうな笑顔できちんと目を見ながら話してくれるのは、八千代事業部に勤めて、すでに8年が過ぎようとしている佐藤紀美恵さん。前職も永く勤めていたのですが、お店がなくなることになって次の職を探している時に、ママ友の習志野事業部の三浦課長の紹介で入社したとのことです。入社当初は事務補助として働いていたのですが、平成26年にいまの藤井社長と一緒にフォークリフトの免許を取りに行ったそうです。
「もともと車の運転は好きな方でしたので、フォークリフトの免許は抵抗なく取れるのかなと思いました。フォークリフトって、車同様ハンドルがあって運転感覚で取れそうだったので。」
免許取得時に一緒だった藤井社長も
「彼女は初めからフォークリフトの運転に順応してて、みるからにスーって運転して、一発で免許を取得してましたよ」
と舌を巻くほどの運転感覚だったそうです。
「フォークリフトの運転は車の運転に似ているので、結構覚えやすかったです。でも八千代事業部では、リーチフォークの運転が必要でした。」
フォークリフトの運転は車の運転に似ているので覚えやすかった
でも、運転が得意であればすぐに覚えられたのではないですか?
「それが、リーチフォークの運転は似ているようで操作性が全く違うんです。イスがなく立ったままで運転するし、手元で操作するレバーが多くて、これを連動して覚えるのがなかなか難しくて大変でした。」
フォークリフトは車自体を動かしながら荷物を動かす仕組みになっているのですが、リーチフォークは車体前部に付いているツメの部分が前後上下に伸び縮みしたり、車体の回転性が優れていて小回りがきくので、運転感覚が慣れるまで少し時間がかかるみたいです。
「それでも必要な道具ですので覚えてみると、今は楽しく仕事をこなすことができてます。」
これからどんな仕事にチャレンジしたいですか?
「今は事務で扱う苦手なパソコンにも挑戦しています。少ない人数の中では、一人で二役も三役もこなせなくては効率が悪いので。結果、自身のスキルアップにもなりますし。」
小さくて華奢な感じの女性ですが、女性ならではの細やかな視点と、責任感を強く感じました。またここにフジカ流通産業の「自分で考えて、仕事を創る」という良さが、垣間見えた気がしました。